ハミだし葉

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6月のよかったもの

先月はこちら

●john『グッド・バイ』


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とにかくかっこいい!音楽、歌詞もですが、このボーカルがいいな~と思ったらバンドリのAIボーカルなんですね~そんなのあるんだ。そしてすごく癖がある。
MVもすごくよくて、SFボーイミーツガールって感じ。ヒロインのデザインがいい、そして一番最初に「グッド・バイ」のロゴが出るところ(48秒くらいの)かっこいい~~~~~!!!!!その後軽トラに揺られるのもかわいい。
宇宙人が侵略してくる中で、学生たちが非日常を乗り越えようと奮闘する半面こんなときでも歌ってる軽音部や校庭に落書きする女子学生(うぇーいのところ)から感じる解放感。規律がぶっ壊れたときの、学生特有の理由のない青春の無敵さも感じられて、意外と晴れやかな気持ちになる。なんか、青春だな~

●他今月よく聞いた、見たもの


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▲氏の他の曲でいうと『頬が乾くまで』のような優しくて少し前向きな曲で心癒される。ぎゅっとした切なさが強いのに、だから励まされるような。そしていよわさんはほぼ毎月MV出してる上に表現が進化し続けていてすごい。その推進力自体にも感銘を受けている。


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▲電‡鯨さんの曲も引き続き色々聞いてましたが、今月はこれをず~~~っとリピートしていた。Macでミクが使えるのが嬉しくて一曲作ってしまうのもすごいけど、このポコポコとした感じが楽しくて曲のほうもめちゃくちゃ好きだ。「Macで歌える初音ミクだよ♪」の歌詞のかわいさ、発明。50秒満たないのに氏らしさがぎゅっと詰まってるのも素敵。


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▲さすがに遅すぎる~と思ったけど今更聞きました。推しの子のアニメは見てないんだけど、原作は5巻くらいまで読んだ経験があり、かなりうろ覚えでもそれを踏まえるとおお~と思えるような歌詞は流石だなと。一介のドルオタとしては(二次元だけど)「誰もが目を奪われていく君は完璧で究極のアイドル」「一番星の生まれ変わり」あたりはかなり担当への感情を移入して聴いてしまうけど、ちゃんとフルで聞くとこれはあくまで「アイ」の歌であって森羅万象のアイドルに通用するわけではないとわかる。そして聴いてると原作に対しても思いを馳せてしまうので、いい主題歌だなと。


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▲海外(韓国?)のグループなので詳細はわからないんですが、アカペラがすごすぎる!最初はアカペラ?どういうこと?って思ったけれど、動画を再生して意図を理解した瞬間すごすぎて鳥肌立った。

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なにより作品のチョイスがめちゃくちゃ渋いのが最高。オギー&コックローチとかCN以外で初めて見たかもしれない。


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▲理由は上手く説明できないけどなぜか何回もリピートしてしまってた動画。

アヲハタ Spoon Free

その名の通り瓶じゃなくて直に注げる容器に入ってるジャムです。家族がツイッターでバズってたことを知らずに買ってきたんですが、想像以上に使いやすかった。こういうアイデア商品みたいなのってアイデアでバズっても使ってみたらいまいちなのよね~とか思ってたけど全部のジャムこれになってほしい。
私の主なジャムの使用用途としてはパンケーキやスコーンにちょっとだけかけるみたいな感じが主なので、今までは小皿に適量盛ってたりしたんですが、それだと多かったり少なかったり皿もスプーンも汚れるし……そういうちょっとだけジャムがほしいみたいなときはめちゃくちゃちょうどいいです。そしてアヲハタだからおいしいし。

DRAMATIC STARS & S.E.M「Dramatic Anthem」


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サイスタのサ終及びソーシャルゲームからの撤退について自分の中で一切踏ん切りをつけられていないまま担当のライブが迫ってきていることに対して率直に言えば楽しみよりも不安の方が大幅に強い。これまでの、そして今現在のSideMの処遇を思うと好きな気持ちよりも許せない怒りのようなものがこみあげてきて、まっすぐにコンテンツと向き合えない。SideMのことは今も好きだ。担当への気持ちには一切の欠けもないと断言できる。だからこそSideMおよびアイマスに触れると否応でもやるせなさがこみあげてきて、本来元気をくれるコンテンツであるはずなのに気が沈んでしまうから真っ当に触れられない日々が続いていた。
そんな中で公開されたのがライブを記念した合同曲の試聴だった。S.E.M Pは苦しい。もちろん今の状況で苦しくないPなんていないと思うが、3DMVもソロ二曲目もまだなのに目前にしてサ終が発表されたせいでなにがきてもそのことを念頭に置いて触れることになってしまうから(これはドラスタも一緒)

合同曲に対して、一番最初の印象を素直に言えば「予想を超えてこなかった」だった。曲も歌詞も新鮮さを感じなくて、良くも悪くも「いつものSideM」らしい。それを悪いとは言わないが、新曲に求めていたのはこれまでとは違うと思えるような斬新で新たな可能性を感じられるものだったから、まあ、こんなもんなのか、みたいな。いつもの全体曲すぎるというか(ドラセムのコラボ曲ということで鳥籠の輪舞を思わせるものを勝手に期待していたのもある)

SideMを推していて今、苦しい。度重なるサービス終了とそれによる先が見えない日々の中、荒んだ心では彼らが歌う希望を信じられなくなりそうだった。曲だけで希望を歌われても、SideMにこの先はあるのか?ずっとこの先へなんていけないんじゃないか?私はサ終の発表があってからTake a StuMpを聞けなくなった。こんなに未来を歌いながら、その数ヶ月後に彼らの「これから」は断たれているじゃないか。

でも、だからこそ今これを歌えるのはずっとSideMの顔役を担ってきたドラスタと最年長ユニットであるS.E.Mしかいないのではと思っている。

この曲がどの段階で作られたかわからないけれど、いつもの前向きな歌詞がこの決して歓迎できない発表のあとでは変な刺さり方をしてしまう。「もう未定にはしない」本当か?「諦めたりしていないか?」こっちのセリフだ。でも、不思議なことでドラセムが歌うとスッと納得できたんだよな。もしかして、大丈夫なんじゃないかって。

SideMは希望を歌うアイドルだ。未来には希望があり、無限大の可能性があると彼らは全員信じている。それ自体は綺麗事だ。そして希望を歌っていれば追い風が吹くなんてことはなく、現実の前ではいつだって綺麗なだけなものは無力なのだとSideM自体が証明してしまったような気がしている。でも、SideMが1つ特別なのは「彼らがそういうなら信じてみよう」と思わせてくれる力だと思っている。

この歌詞に恥じない展開を期待しています。「歌では無責任に希望を歌える」なんて思わせないよう、上手く騙し続けてほしい。