ハミだし葉

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3月のよかったもの

先月はこちら

●ドンブラザーズキャラクターソングアルバム


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最高!!!!!!!

失礼しました、開幕最高が出てしまいました。みんな大好きキャラソンだーーーーーッッッッ!!!!アバパとかあったからソロキャラソンはもう出ないものかと思ってたら出た。ありがとうございます。

これは全曲良いです。あまりにも雑な感想になってしまうけどこれが真実。

強いて言うなら(?)私はオタクなので「Blue Moon」と「朧」がぶっささりました。戦隊初心者なのでわからないんですけど、戦隊のキャラソンでこのラインの曲出していいんですか???めちゃくちゃかっこいい。「犬塚翼『朧』」の字面だけですごい笑ってしまった。かっこよすぎて。

●シアターGロッソドンブラザーズショー第四弾「招く猫には何来たる?シアターGロッソは大波乱で大団"縁”!!」

2月に放送を終えてもドンブラのことをここで書ける喜びよ……放送終了後も3月の半ばまで続いてたドンブラザーズショーの、千秋楽に行ってきました。現地に。最高でした



▲レポ的な絵

細かい感想はいずれ個別記事を書きますが、話自体もすごくよかったし、やっぱり生で見られたというのがもう何事にも代えがたい喜びでした。私の人生で任意の1日をもう一度追体験できるならこの日にします
改めて、ドンブラザーズ大好きだ~~~って思った。生で見るキャストの皆さんはすごくキラキラしていて同じ空間にいることが信じられなかったし、アクション部分が本当にめちゃくちゃすごかった。客席にもめっちゃくるし、高所からの落下とか生で見ると臨場感がすごい。上から降りてくる脳人を見られただけでももう……ね。本当に良かった。ソノイが至近距離を通った感動、忘れません。
帰宅してすぐ配信アーカイブ買ったし(大千秋楽だけ配信がありました)、1週間ずっと見てた。ヒーローショーって良いものですね……良すぎて「なんでもっと早くに行かなかったんだ」ってめちゃくちゃ後悔したんですが、東京なんてそうそう行けるもんじゃないし第4弾のタイミングで行けてよかったと心から思ってます。残念ながら現在は配信アーカイブも終了してるんですが、一緒にDVD化を祈ってください


●かめりあ「ドクヘビ」


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エレクトロスウィング(って言うんですか?)好き!音ゲーとかでプレイしたくなる。
ミクの声をすごく楽器的に使ってるという感じがあって、いい意味で歌詞が気にならないというか音として気持ちよすぎてしばらく歌詞を意識せずに聴いてたくらい。ほぼずっとミクが歌ってるのに、歌ってるというより声を使ってるみたいな。曲と一体になってるミクの声が良い!!!!!歌詞も「注入してBite,Bite」とか「噛み跡の紫斑Paint/Pain」とかの聞いてて語感が気持ちがいいし、ドクヘビのモチーフになぞらえて危険な関係を歌ってる(多分)のがこれまたオシャレ。最高。

●いよわ「一千光年」


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これもミクの声をすごく楽器的に使ってるというか、「歌う機械」としての初音ミクにめちゃくちゃ焦点を当ててると思う。曲中ずっと「ら〜〜〜〜」とコーラスを入れ続けるミク、これは機械だからできる芸当としか言えない。
「(ボーカロイド/初音ミクは)命じゃない、存在してない」という部分に重きを置いてるのは「匿名M」と近いけど、こちらはその上で歌い出す前に咳払いをしていたり動きに合わせて少し声が揺らいだり、最後に転んじゃったりとかかなり人間っぽさも意識してるのが面白い。そして映像はミク1人にも関わらず、歌唱ボーカロイド(厳密にはボーカロイドではない子もいる)の数がとても多い!こんなにたくさんに歌わせてるのはちょっと初めて見たかも。そしてミクからしたらかなり後輩ばかりですよね(個人的にこういう時にクリプトン6兄弟が入ってこないのもまた新鮮なんだけどそれは置いといて)新時代のボーカロイドたちって感じ。
長年ボカロ界を牽引してきたミクと、その後に続く歌う機械たちへの最高のラブソングだ。そしてミクが走り続けてこれたのは曲やイラストで「初音ミク」を作り続けてきたクリエイターのおかげだし、そんな創作者へのエールでもありますよね。これを作ったのが多様なソフトたちに歌わせてきたいよわさんなのがまたカッコいい。
初音ミクは存在していない。ボーカロイドは所詮人がいないと歌えない機械。でもそこに人々が各々のイメージを重ねたり音楽で肉付けをすることで初音ミクは存在し続けているし、その思い自体は確かなんだと言うことを「生きてても死んでてもどっちでもいいんだよ愛があるだけ」って表現するの素敵だし、その後に「恋焦がれても触れられるのは夢の中だけ」と続くのが人はボーカロイド初音ミクという夢を見ているのだなと思わせられた。
やっぱり匿名Mとテーマは近いと思うんだけど、初音ミクについて「ミク自身に皮肉まじりに歌わせた」匿名Mと「ミク以外にストレートに歌わせた」一千光年の対比が興味深いな〜と思う。どっちが良いとかじゃなくて、そこに作り手の個性が出てて好きだ。匿名Mでは「キャラを変えたり……」って言ってたのが一千光年ではまさしくミクの代わりになりうるソフトたちが大合唱してるのも面白い(奇しくもどちらも自分で絵を描けるPですね)
それにしても各Pが歌う機械である初音ミクに対する特大感情ラブソング作る流れ、きてるんだろうか。最高なのでもっとやろう。

あと、MVのミクがめちゃくちゃかわいいですよね。表情の変化がすごくいい(し、横顔のアングルなのがもしかして熱異常を意識してるのかな?)


●ぬゆり「ロウワ―」


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曲自体は結構前から知ってたんですけど、最近初めてちゃんとMVを見てドハマりしてしまった。もちろん曲自体もめちゃくちゃ素晴らしいんだけど、巨大感情を煮詰めた百合を感じるMVがすごい。私は救いと崇拝と不穏の主従が大好きだ。

ストーリーの考察とかはできないのでただ「こういう主従百合しゅき~」って気持ちで見てるんですが、メイドちゃんの魔女さんに対する屈折した愛情が垣間見えるのが良いですね。特に3:28秒頃、メイドちゃんの壊れたみたいな爆笑がめっちゃ好き(反対に魔女さんは無表情なのも)

●ぬゆり、バルーン「ミザン」


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今月はとにかく不穏百合ブームだったので、こちらも狂ったみたいに見てた。見るからに正反対な2人の間に流れる殺伐とした空気と、愛しているから憎み合ってしまう確執が良い……特に3分頃の感情をぶつけあう表情が最高。

映画館がモチーフなのもオシャレだし、なんというかこういう自分たちの記憶を当事者が客観的に見てるみたいな表現大好きです(2017年版のオリエント急行でもこういうシーンあったな)

●他に今月よく聞いた曲


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▲「ミザン」も含めエンドロールが演出に含まれるMVをよく見た月だった。「大女優さん」は噛めば噛むほど味が出てきてクセになる。終始どんよりしてるのが良い(この直後にめちゃくちゃ希望に溢れた一千光年が出たからそう意味でも度肝を抜かれた)


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▲先月から引き続きTOOBOEさんブームがきてて、特にこの辺はずっと聞いてた。歌声もめちゃくちゃ好きなんだけど、「それは敗北よりも尊い熱い夜だったな」「夏が終わる頃には二人で笑い合いたい」みたいなフレーズが印象的で、つい頭に残ってしまう。

●バターバトラーのバターフィナンシェ

今月は個人的に東京に行きまして、そのお土産として買いました。「めちゃくちゃ美味い」と聞いてたので前から気になってたんですけど、めちゃくちゃ美味い。元からシンプルなフィナンシェが好きなんですけど、なんか、シンプルなのに深みがすごい…………ッッ!!!これが「バター」なのか………………ッッッッ!!!!!!

●チェンジヒーローズのドンモモタロウ


うちには勇動のタロウがいるからいいかな〜ってスルーしてたんですけど、ドンモモタロウは縁起物なのでいくつあってもいいということで。可動域は勇動と同じかちょっと狭いくらい(だと思う)けど、シール剥がれたりする心配がないからガシガシ動かせるのが気に入った。カバンとかにも入れておけるので、外に連れて行くのはこっちにしてる。フィギュアを外に持ち出したのとかはじめてかもしれない。ドンモモタロウは縁起物なのでいくつあってもいい


▲seriaで売ってたベンチ、ジャストサイズ。背景布もseriaで買いました。助かるね