先月のはこちら
●SideM「Multiple Entertainment Show!」
厳密には8月だったけど公開が31日で8月の回には間に合わなかったのでこちらに。
www.youtube.com
まず、S.E.MらしいカッコよさとStudy Equal Magic!のようなノリの良さにS.E.Mの新しいキラーチューンだなと思いました。S.E.Mは最高にカッコよくて面白いユニットなんだ。そんなことを思えるガツンとした良さ。音ゲー映えもするし(大事)
特に好きなのが「国語数学理科社会&English……魅力がなくちゃ絶対世界は発展しなかった」のところ。勉強って苦行だと捉えられがちだけど(実際自分も苦手でした)、それを心から好きで楽しんで取り組んだ人たちがいるから世界は発展した！そして君もその一員になれる！といったような前向きなメッセージでかつ、「好き」が知の道を切り拓いていくというS.E.Mを体現したような歌詞だと思いました。
私が受けてきた教育ではどうしても楽しむことは悪みたいな印象がありがちで、苦しさに耐えてこそ学びなんだというネガティブなイメージが強かったんですが、勉強だって努力だって楽しんで出来ることがやはり1番いいのであってその楽しむ気持ちを大事にしようというのがS.E.Mが伝えたいことだと思ってます。
だから苦しむことに耐えてこそ鍛錬だ！みたいな抑圧がないし勉強だけじゃなくなんでも楽しむ気持ちを肯定してくれるからS.E.Mのメッセージは真っ直ぐ心に届くんですよね。
歌だけじゃなくMVも素晴らしい。普段2DMVを進んで見ることはあまりないんですが、これは何回も見ちゃうし3DMVがすごく楽しみ。S=Mに次ぐ大バズソングになってほしい。
▲特に最後『S.E.M』になるのが良すぎる
イベストの方もすごく良くてですね、舞田Pとしては大満足です。
▲「楽しい」についての舞田の捉え方は眩しいし見習うべきものだと思う。
▲担当にこんなこと言われたら泣いちゃう
そしてこのイベントが開催した次の日に本家モバゲー版SideMのサービス縮小が発表されまして。色々思うところはあったんですが、奇しくも「魅力がなくちゃ絶対世界は発展しなかった」という歌詞を噛み締めてしまった。この曲を聴いて、そしてS.E.Mを見て思う「好きと楽しいが世界を広げていく」感じ。まさしくSideMに感じていた気持ちそのもので、SideM自身に魅力がなければエムステもサイスタもなかったしMultiple Entertainment Show!がリリースされることもなかったと思うとSideMが愛おしくて抱きしめたくなってしまうよ。
そんな少々苦い思い出とも繋がってしまったけど、SideMが魅力的だったから今日まで繋がっているのだな。今後SideMがどこに向かうのかわからないけれど、その魅力が好きと楽しいに繋がっている限りは彼らの軌跡を追っていたいと改めて思いました。
それから普段はCD派の私でも待ちきれなくて配信を即座に買いました。フルバージョンも…………いいよ。
●暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン27話「けっとうマジマジ」
何も言わないから今すぐアマプラでドンブラザーズと検索してドン27話けっとうマジマジまで視聴してください。というか最新話まで見て
私はめちゃくちゃになった。
そして続くドン28話、29話もめちゃくちゃ面白くて…………めちゃくちゃになりました(それしか言えないのか？)
元々ドンブラザーズは放送開始から視聴してて毎週とても楽しみにしてたんですが、9月に入ってから面白さの加速具合がエグくて(元から充分面白かったのに)今はもう毎週手に汗握りながら見ています。
▲実況用アカウントにてドンブラを見てるのテンション
良すぎて脳人の勇動買っちゃったし、アニ◯ー◯ュも買っちゃったし、他にも色々買う気がする。まさかはじめてのアニ◯ー◯ュをドンブラで買うことになるとは思わなんだ。
私はとにかく全ての表現において「運命」というものがなによりも好きなのですが、「縁」って運命と結構近いところがあるので(個人の意見です)それは好きなわけなんだよな。好きです。
●SideM イベント「粛清のJAILER」
こちらですね。もちろんカードと衣装もいいし久々のFRAME&Beitの組み合わせでそれもまたよかったんですけど………………。
イベストがめちゃくちゃ良かった
終了済みのイベントにつき以降はイベストのネタバレになります(前情報なしで読みたい人は今のうちに読みに行ってください)
(所々端折ってます)
良すぎない？？？
めちゃくちゃ良い…………本当に感動した。
以降はBeitとFRAMEについては専門外のPによる語りなので担当Pさんからしたら解釈違いや齟齬がある内容かもしれないですが、恭二がSideMでも特に家族に影を抱えたアイドルなら英雄さんは屈指の温かな家庭で育ったアイドルだと思うんです。
担当外のPから見ると2人とも同じくらい家族に対する言及の多いアイドルに見えるんですが、その方向は真逆で、家族との確執が深い恭二と比べると英雄さんが家族について語る姿は愛に満ちている。
じゃあそんな英雄さんには恭二の苦しみはわからないんじゃないかというと全く違うんですよね。それが警官時代の経験で、英雄さん自身は圧倒的光属性でもちゃんと社会の暗いところも知っている人で…………。
それでも光であろうとしている英雄さんが恭二に掛けた言葉、これは英雄さんしか言えないと思いました。もちろん全ての人間が自分の生まれ育った家庭と向き合っていく必要はないし「許さなくていい」はすごく大事な感情だけど、「手放さなくてもいい」を言える人間は少ないんじゃないだろうか。きっとこれは他のアイドルでは掛けられなかった言葉だと思うんです。
英雄さんの、恭二よりも少し年上の仲間として、「兄」として、元警察官として……の言葉に思えました。
なによりも恭二の問題を解決するためのヒントを他のユニットの、それも日頃関わりがそれほどないと思われる英雄さんが提示してくれたのが好きでして…………(十分関わり深かったらごめんなさい)
ユニットが1番というのも大いにわかるんですが、ユニット外の絡みでこういった核心に触れるようなやりとりを見られるのもSideMのいいところだと思うんです。
315プロダクションのアイドルの、この空気感好きなんだよな〜〜〜！！！！！
ちょうどこの間読み返していたエムステ「白熱のダンジョンバトル」でこんなやりとりがありました。
(所々端折ってます)
私が感じてる315プロダクションの良さ、まさしく""これ""！！なんですよね。
315プロダクションにおけるアイドルたちはみんな切磋琢磨しあうライバルでもあるんですが、それ以上に身近な存在でもある。
それが友達のようでもあれば家族のようでもあるし、それらの括りに縛られないもっと広い関係のようにも思えます。
同じユニットじゃなくても困ってたら助け合ったり、一緒に遊んだり。もちろん仕事では本気でぶつかりあって、そうした関わり合いが事務所全体で生まれてるのが好きなんです。
人と人との巡り合わせによって生まれるストーリーが好きだ！！！！
イベストももちろんですが、そんな気持ちも思い出させてくれた「粛清のJAILER」でした。
ユニット越境がメインだったエムステがサ終してからモバエムでも選抜イベント減ったしサイスタはユニットメインな感じですが、こういう関わりも見られるから私はユニット越境好きなんだよな〜〜〜！！！
ユニット内の絡みもユニット外との関わりもどっちもたっぷり見せてくれ、というのはワガママだろうか。
(この少し前に開催だった選抜イベント「豊作祭ライブ」もめちゃくちゃよかった) (これもユニット越境だからこそのイベストで、選抜の良さが詰まってると思います)
