ハミだし葉

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8月のよかったもの

先月のはこちら


RTA in Japan 2022Summer

夏といえば海!祭り!RTA!というくらい自分の中で季節行事になってるRTA。夏だけじゃなく年末年始もRTAなんですが。
夏、ずっと苦手だったんですがこういったイベントのおかげでとても楽しく過ごせてます。ありがとうございます。

・電流イライラ棒 イライラ王決定戦(メンバーが豪華で煽り合いが熱い)
・Paris Chase (ナイスセーヌ)
・ビッグトーナメントゴルフ (もはやゴルフ中継)
・マイクラ (seedは同じでも三者三様の進め方ですごい)
・ゾンビ式英語力蘇生術(走者も解説も面白すぎる)

が特に面白かった!
Paris ChaseはかつてGDQで見た時に腹が捩れるほど笑ったし心からリアタイできてよかったと思えたタイトルだったから今回RiJでも見られて嬉しかった(GDQ時に日本からこのゲームを買うのは難しいと聞いてたので本当に見られると思わなかった)
オフイベならではな雰囲気もあって見てて楽しかったな〜

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(本当はチャットも見られるからツイッチのほうで見てほしい)



●舞田類アイドルエピソード
読むんだ!!舞田類の部屋が初公開されたぞ!!!!

▲自分の観測範囲では「こんなの汚部屋の内に入らない」という意見が多数でしたがPちゃんからしたら放送を躊躇うほどの汚部屋だそうで

でも、この汚部屋も舞田らしさが出てるとしてそのまま放送することにしたPの決意は素晴らしいと思うし、読んでて感動した。
舞田が言う自身の他の人とちょっと違う何かとは、もしかしたらこれまでの人生で何度か矯正されそうになった、した方がいいと思ったことがあるかもしれないと考えているんだけど、部屋が汚いと言う圧倒的な欠点もそのままでいいって言えるPちゃんでよかった。でもそう判断されたのは舞田が個性を売るアイドルだからであり、アイドルになったことがまたひとつ舞田の「思うままに生きるって難しい」を解決したのでは…………という。(本人は部屋の状況についてなにも思ってなさそうだったけど)


●ふっくらすずめクラブ
理由ワケあってめちゃくちゃ落ち込んだ日に半日くらいかけて生放送ログ以外の全ての動画を見た。人生にはふっくらすずめクラブでしか笑えない夜がある。


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特に理想の○○を作ろう系の動画が好き。でも全部面白くてオススメの動画載せようと思ったらキリがない(ので貼るのはこの2本だけにしておきます)



●おどるポケモンひみつ基地、七夜の願い星ジラーチ
リバイバル上映に行ってきました。今回選ばれた3作品はファン投票で選ばれただけあってどれも名作と名高いものばかり。非常に迷ったんですが、ジラーチがほしい&名曲「小さきもの」を劇場で聴きたい!という理由でジラーチに。
上映がはじまってビックリしたんですが、同時上映だった「おどるポケモンひみつ基地」も流してくれるんですね。しかもEDまでしっかり。限りなく当時に近い形で上映してるのかな?と思いました。

・おどるポケモンひみつ基地
一番好きなポケモン短編映画は「ドキドキかくれんぼ」なんですが、おどるポケモンひみつ基地は幼少期に見てかなり印象に残ってるアニメなのでドキドキかくれんぼと並ぶくらい好きです。
いつものロケット団三人衆が作った秘密基地にひょんなことから乗り込んだピカチュウ一向。ニャースが発明した作動すると絶対に踊り出してしまう「モンスターダンシングボール」のせいで大騒ぎ……といったストーリー。
OPおよびモンスター(略)の作動で流れる「ポルカ・オ・ドルカ」が何気に名曲なんですよね。「ポケモンが絶対に踊ってしまう曲」としての説得力がすごい。そしてその特徴的なイントロを聴くピカチュウたちのリアクションが体はリズムをとりながらも「今から踊るハメになるのか……」と曇っていくのがかわいい。
この作品の1番の見どころはですね、個人的には踊りに耐えるキモリがエッ……可愛いこと。
モンスター(略)の曲を聴くとポケモンたちは我も忘れて踊り出してしまうわけですが、クールな2枚目キャラを貫こうとするキモリは必死で耐える!壁に捕まったりモンス(略)を握りしめて踊りたい衝動に抗い続けるキモリ。しかし体はプルプル震えてるし次第に足もリズムに合わせて動き出し、最終的に誰よりも激しく踊ってしまう──それがかわいいしエッ………愛おしい。キモリファンも納得の仕上がり(ジラーチ本編にキモリはほとんど出てこないですがこれだけで満足できる)
余談ですがこの作品を初めて見た幼少期の私はキモリの過激ファンだったので、当時はどうか推しが無様な姿を晒さないようにと祈りながら見てた記憶があります。結果めちゃくちゃ踊り出したキモリは激しい衝撃だったと共に私にとってはじめての解釈違いといった経験でした。
※この後衝撃すぎて夢に出たし、そのおかげで新たな萌えに目覚めることとなります。
あと意外なところではハブネークがめっちゃかわいいことに気付けました。ホウエンロケット団ポケ、コミカルなマスコット系ポケモンが多いから1匹だけ図体のデカイハブネークが他のロケット団ポケに合わせてコミカルなことしてるのめっちゃかわいい。体ものびのびと伸ばしていいのにアコーディオン状(?)に折り畳んでるのもかわいい。図体がデカいのでなるべく省スペースでいます……という心遣いを感じる。そしてそのままピョンピョン跳ねたり回ったりする。かわいい。

まあでもこの映画、やってることは音楽に合わせて基地の破壊ですからね。ドキドキかくれんぼとかは一応かくれんぼするって名目はあったんですが、ただ基地に乗り込んでから踊る!踊る!基地が壊れる!!基地の壊れ方が豪快すぎて見てて気持ちがいい。でもそういえばドキドキかくれんぼも庭破壊してたな。ポケモンの短編アニメなにかを大破しがち説。
何故か乱入してくる野生ポケとしてのドゴームとルンパッパも納得のチョイス。特にルンパッパは伏線も前触れもなく現れては踊り狂っていく謎しかない存在なのに「まあルンパッパだし」って思える。すごい。あとルンパッパとドゴーム、サイズ感と口の開き具合がほぼ同じで並んでると意外なかわいさがあった。
改めて見たら思ったより基地の破壊しかしてなくてめちゃくちゃ面白かったんですが、その暴れ具合も非常に好きな映画です。


・七夜の願い星ジラーチ
ジラーチも間違いなく面白かった。ジラーチルカリオ、ディアパルが個人的ポケモン映画TOP 3なんですが、ジラーチは序盤のワクワク感がすごく好きなんですよね。千年彗星がくるので祭りをする!夜間に作業員たちが一斉にアトラクションを運搬し、一晩にして完成する遊園地。その目玉であるマジックショーに幻のポケモンジラーチ
最初ジラーチの声を聴いただけでなんか涙出てきた。懐かしさもあるし、そういう情緒に響く声してるんですよね……ジラーチ
そして何回も見てるつもりだったけど、結構雰囲気で見てたことに気付かされました。劇場の環境で見て、「こんな展開だったっけ?」「こんなネタあったんだー」みたいな発見が多くて今までどれだけぼーっと見てたのかと。特に
・バトラーの計画が進むたびに顔が曇ってくダイアン
・最後の子守唄で終盤涙で声が震えていくマサト
とかは大画面大音量だから改めて気付けた気がする。ジラーチの声とか表情仕草も劇場で見るととにかくかわいいし愛しくて仕方なくて、こんなポケモンいたらそりゃあたまらねえよな!
旅の仲間の中では最年少であるマサトが、はじめて弟のような存在と出会い、別れるまでの七日間が切なくて美しくて、ハルカのウィッシュメーカーがこの期間を演出してくれてるのもいい。ウィッシュメーカー子供の頃欲しかったな〜正直今も欲しい。「願いを叶えるための道具」が段々と「ジラーチとの別れのカウントダウン」になっていって、それを使うハルカの表情も暗くなっていくのがいいんですよ。別れまでの日数を数えるハルカに「やめてよお姉ちゃん!」と怒鳴るマサト、ハルカに怒っても仕方ないのにそこにぶつけるしかなかったという様子がまだ子供だとわかってね…………。
特にジラーチと別れたくないと泣くマサトとサトシのやりとりが好き。まだ生まれて数年の少年が、千年という果てしない時間と人間の寿命を照らし合わせてその短さに泣いている…………。それに対するサトシの「長生きしないとな」ってセリフが的外れなんだけどサトシの前向きさを感じて好きだ。
何度見てもメタグラードンは恐ろしいし、触手で次々とポケモンと人を吸収してくシーンには謎のフェチを感じる。改めて見ると触手から逃げる緊迫感すごかったし、バトラーの改心もすごく好きなところ。フライゴンが活躍するのもいい。
ラストシーンはここで小さきものが流れたら絶対泣く!!ってタイミングで小さきものの壮大なイントロがはじまってウアアーーッッてなった。作中でもママの子守唄として登場する「小さきもの」これがめちゃくちゃいい曲なんだ…………この映画、マサトがジラーチという小さきものに出会う映画だと思ってるんだけど、それによってマサト自身もハルカたちからしたら小さきものであるということがわかり、そして恐らくハルカもまたママから見れば…………と繋がっていくのがすごく好き。
ジラーチとの出会いと別れがマサトを成長させるんだけど、ハルカが「あんたに何かあったら……」とマサトを抱きしめるシーンもサトシが「長生きしないとな」と語りかけるシーンもマサトもまだ小さきものであることを感じさせるんですよね。子供と大人の間にある短いけど果てしない道のりの中でマサトとハルカの間にある差をすごく感じて、長〜〜〜い少年時代とその終わりにも思いを馳せてしまう。いい映画だな。

あと後ろの席に座ってた現役の子供様が「すごく面白かった!泣いちゃうくらい!」って言っててそれもいいもの見られたなって思いました。現役の子供様にも響いてるというのがやはり嬉しい。


プラネテス
少し前にEテレでアニメ版を再放送してて、それが面白かったので原作も読みました。
エピソード自体はアニメと同じでも構成が全く違う(気がする)!特に後半は展開と起こる事件が原作とアニメで全然違うんですね。
アニメだと物語の終盤追い詰められたハチがタナベにぶつけたあのセリフが、原作だと結構序盤でしかも独り言としてのセリフだったのはビックリした。
逆にこのセリフを終盤鬼気迫った展開に持ってきた(しかも心配するタナベにぶつけるという演出まで加えた)アニメ版もすごい。同じセリフなのに状況によって聞こえ方が全く違う。
そんな感じでアニメ版のシリアス展開に合わせて原作のエピソードとかセリフの配置を変えてるんですね。キャラクターもアニメ版オリジナルキャラがすごく多かったことを知った。
アニメ版だと課長とか企業っぽさを意識した役職のオリジナルキャラが多いからお仕事アニメ感が強くなってるのかな?逆に原作では企業の話とかなかったのが読みやすかったです。
最近はいかに原作に沿ってアニメ化するかが重要視されてる気がするんですが、こういうアニメ化の大胆なオリジナリティ個人的には好きですね。

アニメ版のシリアスな展開にもすごい手に汗握らされたけど、原作もとても面白かった。
出てきた問題について作中で明確に解決したわけではないんだけど、その全てが最後のハチのセリフに集約されてる気がしてアニメ版の最終回後のエピソードとしてもとてもグッときました(アニメ版では中盤〜終盤に展開してた話が原作では序盤〜中盤で、終盤でその後のことを描いてる)
ユーリとフィー、それぞれのエピソードも良かったし、登場人物が(アニメ版と比べて)少ない分焦点を絞ってキャラを掘り下げられるんだな〜参考になった。
そしてSFなんだけど、愛の話に着地するのがすごく好きだった。そもそも孤独とか愛って宇宙と並べるくらい壮大なものなんだな。
何気にタナベの両親の話がすごい好き。昔ロッカーだったから全身にイカついタトゥーが入ってる(今は)穏やかな優しい男と明るくて愛情深い小学校教師の夫婦、最高だ。


星のカービィグルメフェス
これは単独記事書きます!


●ミリオンライブ!「スペードのQ 」
話題になってた&明らかにヤバそうだったので遅ればせながら聞いたらちゃんとハマってしまった。

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俗に言う地雷系ヤンデレ系の曲だと思うんですけど、アイドルがこれ歌っていいの!?ってくらい攻めてますよね。でもアイドルが歌ってるから良さがめちゃくちゃ増してる。歌ってるメンバーが普段は比較的健全(だと思う)のもギャップでまた美味しい。
ミリオンについては完全にミリしらレベルなんですが、「この曲をその子に歌わせるんだ!」って人選が楽しいなって思います。アイドルの色んな一面が見られるのは正直言うと羨ましい。舞田にもちょっとヤミめの曲歌ってほしいな(今のエムの路線だと無理そう)
全員verはまだかわいさが勝ってる感じがあるんだけど、「邪魔だよ」で一気に凄みが出るところがすごい。すごくて好き。
ソロverも聴き比べるとそれぞれ歌詞に込めてる感情が違う気がするし、それも踏まえて全員verを聴くとまた違う表情が見えてきて2度美味しい。
ソロverは特にエミリーverが好きです。語尾に狂気より愛が滲んでる感じ。
そして歌詞がとにかくすごいんだけど、「間違えないで」って歌詞、怖すぎる。言葉のチョイスすごい。「私のこと好きにならないなら×んで」とか言われるより怖いかも。