※ ネタバレ注意だよ!!
「ジェムのドリル」
色々と重大な事が片付いた回ですが、ペリドットの成長のすごいこと!
最初は「自分が滅びたくない」からジェムズと協力してた(多分)ペリドットも、地球に触れてこの星を守りたいって想いからやってるのがよくわかる。
「それじゃダメだ!力を合わせればきっと上手くいくと言え!!!」
「僕たちが力を合わせればきっと上手く行く!!!!」
「嘘をつけッ!!!!!!!!!!!」
もーこのシーンめっちゃ笑いましたよwwww気が動転してるのがよくわかるけどにしても理不尽すぎる。
「あいつら」じゃなくて「みんな」と言っていたのも。仲間なんだなぁと。
ペリちゃんが言っていた「二度と帰れないことはわかっているんだが、故郷への思いをすっかり断ち切ることは簡単なことじゃないからな」……って他のジェムを見ててもヒシヒシ感じますね。
ラピスとかパールは特に故郷への思いが強いと思いますが、ラピスが「帰ったら故郷は何もかも変わっていた」と言ったように、ジェムたちが帰りたかった"故郷"はもう存在しないのかな、と思ったり。
そしてクラスターの「試作品」達。
本当に彼女らの姿はえぐいですね……彼女らを見ると故郷の残酷さがよくわかるというか。
はじめて彼女らと対峙したガーネットが「みんなここにいたんだ」みたいなこと言ってましたが、もしかして元クリスタルジェムズだったりするんでしょうか。
ローズの意思に賛同したジェムは他にもいてみんなで戦っていたけど、今の4人以外のジェムは戦いの途中で敗れたり行方不明になったりして、そのジェム達が反逆者として捕らえられあんな風に試作品として………とかだったらめっちゃエグいんですが!!??
曲がりなりにも合体というのなら、本当に合体たいであるガーネットにとって最悪の当てつけというか、冒涜というかね。当てこすりってやつ?
この試作品たちも含め、ジェムの合体は希望の側面と絶望の側面があって……その対比がすごく好きなんです。
一番最初にオパールさんが出てきたときは「希望」だったと思う。可能性の提示というか。
スギライトは危険な側面で。
それで「脱獄」の……希望と愛で合体しているガーネットと対比するようなマラカイト。
そして愛の形が合体であるガーネットへの当てつけのような「無理やりくっつけられ、自分が誰かでも忘れている」試作品達………。
あのシーンは本当に残酷でガーネットが取り乱すほど辛いシーンなんですが、私は…大好きです。
クラスターも…哀しい化け物って感じでね。
「1つになる」「形になる」って、1つになって形になったとしても失った自分のパーツを探して宇宙を彷徨うことに変わりはないなんて残酷すぎる。
スティーブンのことだから全てのジェムを救ってくれると信じてますが、クラスターや試作品達は救えないんじゃないだろうか………。
クラスターのカケラ達がお互いをバブルに閉じ込めるのにスティーブンも協力して、とりあえずはクラスターの危機は去った、と。
ジェムズもラピスを連れて帰還。姫抱きラピス。
改めてラピスちゃん初登場回(「魔法の鏡」「海を取り戻せ」)を見ましたが、「鏡のジェムがあんなに強いとは思わなかった」発言とか見ても、やっぱり鏡にジェムが閉じ込められてることはわかりつつ放っておいた感じなんですかね。
あるいは、ラピスはアイテムに埋め込むために生み出されたジェムとか?なんて考えて見たり…。
クォーツが「戦士」ダイヤモンドが「統治者」であるように、ラピスは「鏡などに埋め込んで機能させる」ためのジェム……なわけないよね!
ラピスが鏡に閉じ込められることになった経緯が語られることはあるのかなぁ。