顕微鏡の中

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スティーブンニューエピ

「スティーブン・ユニバース音楽祭」のスペシャルで放送されたニューエピの感想です。


ちょっと伸びた自分のツイートに便乗したりして宣伝したおかげか、スカパー無料の日のおかげか、結構TLでもスペシャルを見たって方が多くて嬉しかったです。

スペシャル自体は三時間と短いのもあって重要なとこ端折ったかんも多いですが、それでも素晴らしい作品はどこから見ても素晴らしいですからね。

ということでネタバレ注意



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「ミスター・グレッグ」
ずぅっとギクシャクしてたパールとグレッグの回。

あまり口で説明するのは難しいしできない。

パールからしたらそりゃあ自分が長年、それこそ数千年単位で慕って来た相手をここ十数年で失ったわけだし、そんな彼女を奪った相手とうまくやれないのも仕方ない。

でもグレッグはそんなパールに歩み寄ろうともしてたんですよね。

でもまぁ…うまくいかないよなぁ。

グレッグとローズの出会いが本人や周りにどうであり、そこから生まれたのがスティーブンだというのも事実。

だけど…それも最初はどうだったんだろう。ローズが妊娠したことを聞いた時、パールはどう思ったんだろう。

やっぱりいよいよ本当に奪われたと思ったんじゃないかなぁ。ローズがあったから自分が変化できたように、グレッグがローズを変えたことが。パールにとって自分を顧みないことがローズへの愛の証だったんなら、ローズが自分が消えるとしてもスティーブンを産むことを選んだんだとしたら。

結局、ローズはスティーブンを産んで消えてしまった。でもパールはローズが消えてからローズが愛した世界を、ローズが遺したものを愛そうとしてる。

何千年生きてもパールはどこか幼いんですよね。大人っぽく振る舞おうとしているけれど。グレッグは十数年ですごく大人になったんだと思う。だから歩み寄ろうとしてるグレッグと触れないようにしてるパールの差というかな…普段子供っぽくてもいざというときに大人に戻るグレッグと、普段大人っぽくても時々幼くなるパールと。

恋愛でも敬愛でももっと違った愛でも、愛は愛に変わりなくて、買った負けたの話じゃないのに競ってしまう。自分にも身にしみてきた思いだし、実際そんな思いを今も抱えてる人は多いと思う。

自分にとって相手は特別な存在で、それと同じように相手にとっても自分は特別だと思ってて…急に置いてかれたみたいに自分ってそんなに特別じゃないのかも?ってなってしまう瞬間って…あるよなぁ。

それで、答えをくれる人がいないんだもの。

「僕に愛を、僕を愛してる」の瞬間周りがピンク色になるの、スティーブンが自分のジェムを指して「ママも一緒」って言ったのも。全部答えじゃないですか。

ローズを愛して、ローズが愛した二人だから大丈夫って。

仲よさそうに談笑する二人で本当に…感慨が深すぎて……1話で「グレッグはいい人だけどローズがそんな大切なものを彼に託したと思えない」ってパールが言った時からずっと空いてた二人の溝がとうとう埋まったんだなぁ。

思えば二人ともメカいじり的なことは好きだし、車の修理中も普通に話してたりしてたし、素の時は全然普通にコミュニケーションできてましたからね。

そしてスティーブンにしては珍しくガッツリ金が出てくる回でしたw 大金受け取って露骨に喜ぶ従業員とか、結構生々しくもある。だけど、パールとグレッグの関係こそ人間の生々しさがあるものなぁ。

どこかで生まれたばかりの子供が最初に覚えるのは父親への嫉妬だとか聞いたけど、それくらい人間と嫉妬って切っても切れなくて、それで二人とも大人っぽく振る舞おうとするからよけい拗れている。

もう終わったことさ、そして終わりは初まりに、終わりから生まれるものもいっぱいある。

そしてそんな話の締めでEDの「憧れのあなたに聞きたいのは 私を特別に思う理由」聞かされるのズルいって……。






やはり男装?姿のパールさん美しすぎる。体の細さが強調されて。

高いホテルの高い部屋でも乱暴に?使っちゃうグレッグとスティーブンとか、スティーブンを大学に行かせようとしてるグレッグとか、些細なシーンでちょっと微笑ましくて感動しちゃう。