ハミだし葉

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今年のポケモン映画観てきた

観てきました。

(主要なとこには触れてませんが細かなネタバレはあります)

正直いうとここ数年のポケモン映画はあまり面白くな個人的には過去作超えできてないかなーって感じであまり記憶に残らないというか「ここ数年では一番マシかな」ってレベルだったので今年は過度な期待はしてなかったんですが、今年のは(っていうとちょっとアレだけど)すごく面白かった!!

今までで一番というわけではないと思いますが、それでも自分の中の好きなポケモン映画ランキングでかなり上位に入ったと思います。言っても過去作には敵わないと思ってたので、いい意味で予想を裏切られた。

今までのポケモン映画はアニポケと大きく絡んでいて、普段アニメで冒険してるサトシ一行が旅の途中に訪れた街で伝説や幻と出会う、という流れが多いですが、それを覆すような完全パラレル(?)、第1話に立ち返り、新たに掘り下げるような。

もう20年近く前ですから、最近の子供達は知らないかもしれないサトシとピカチュウの出会いの再リメイク。映画の前にもう一回観ておこう思って久々に1話を観ましたよ。

幼少期からポケモンが好きで、ギリギリ初代アニポケリアタイ世代ではないもののビデオを借りたりポケモンサンデーもよく観てたので、初代アニポケは馴染み深いんです。

現在は30分本編のみになったポケんちですが、当時のポケモンサンデーは前半30分アニポケの再放送、残りの30分本編という1時間編成でした。レギュラーメンバーもしっかりしてたしこの頃は本当に良かったですよ、ええ

基本的に再放送は話数順でしたけど、たまにピックアップみたいな感じであるポケモンやキャラが掘り下げる話を放送してたりしてたかな?もう大分前なので相当記憶が薄れてますが;

とにかく、ポケモンの1話といえばやっぱりはじまりなわけですから、なんども再放送されていたしなんども観たと思います。それでもこうして改めて観てみると、やっぱりアニポケの第1話ってすごいなと。

世界観をわかりやすく説明してるけど、行き過ぎた説明口調にならない感じ?初めてみる人にはわかりやすく、それでいてポケモンをよく知ってる人にも「それ知ってる」と飽きさせない感じというかな。

それと初代アニポケの世界は野生ポケモンが本当に「野生」って感じでいいんですよね〜

これはアニポケに限らずあの時代のアニメ全般に言えることでしょうが、ちょいちょいはさまるギャグやシャレも小気味いいんですねw

「ぼやぼやしていて遅刻したけどぼうやじゃありません!」とか。台詞回しがなんだか面白い。

サトシに引きずられているピカチュウがサトシに歯を見せて「歯がある、歯なしじゃない。話したくないってこと?」とかよく思いついたな!!w

最初からアニポケ完成されていたのか……と改めて今でも愛される初代アニポケの恐ろしさに触れたわけです。しかしそれが失敗だった。ハードルが上がり過ぎた。

やっぱり映画は時間制限がありますから、1話を全部リメイク出来るわけじゃないじゃないですか。なので削られてるシーンはやはり多く、最初はちょっとガックリしたというか、あのシーンもないか!って感じだったんですが、その気持ちを吹き飛ばすくらいオープニングが素晴らしくて。

最終的に最初と最後は鳥肌立ちっぱなしでした。ぞわわ…!ってなった。

今年の映画はパラレル(?)だったり色々挑戦的だったと思いますが、それがすごく上手くいってる感じなんですよね!

というか、サンムーン自体今までのポケモンを大きく覆す作品ですしね。ゲームのポケモンサンムーンはジムが廃止になってかわりに試練が登場したり、アニポケサンムーンも旅じゃなくて学校になったり、でもそれがすごく上手くいっていて、ポケモンのマンネリ感を吹っ飛ばすような。ヘタしたら今までのファンを捨てるような行為だけど、過去作よりも確実に面白くなってる(個人の意見)

だから来年のポケモン映画もこういう路線だったらそれは楽しみだなって思います。今回の続編になるのか、アニポケサンムーン時空になるのか、もしかしたらゲームに忠実な感じになるのかもしれませんね(ほしぐもちゃん…)

不満がないわけではないですが、すごく面白かった。特に中編から後半にかけてが最高だった。

映画の長いようで短い時間で、少し早足になっちゃうんじゃないかな?とか思ってたんですが、短い時間で長い時間を感じられるというか……初代に立ち返りつつ新たに広げる感じすごい。

初代アニポケ世代の方は色々クると思う。というか初代に限らず一度でもアニポケを楽しんで観てたことがある人はヤバイよ。覚悟して観てください。

でもアニポケやポケモンに触れたことない人も楽しめると思う。説明が丁寧というか、1話がベースだからわかりやすい。

すごく面白かったです。きみにきめた。


以下ネタバレ

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フックブックローの話

NHKでやっていたフックブックローという番組が好きだった話をしたい。



NHKであの時間帯にやってる音楽番組、私が幼い頃はクインテットでした。

だからフックブックローに変わった時、最初はすごく嫌だったんですよね。なんというか、馴染んだものから新しいものに変わる時の抵抗が今よりも強くて、その当時はろくに見てなかったのになんで変わるんだよーみたいな。

だから最初の数年は食わず嫌いしてたわけですが………。

偶然つけたNHKで「LOVEをプレゼント」を聞いた時、すごい衝撃を受けたんです。

「キャッチーなメロディ!歌詞 !踊り!すごい!!」

一瞬で虜になりましたよね。そこから他の曲も聞くようになって…。

一時期はすごいガチでして、毎日リアルタイムで見たり、放送の周期が1ヶ月のうち2週間新エピ、2週間再放送、だったわけですから今日から新エピの日だ!とか新曲くるたびに騒いだり……w

放送終了付近にはあまり見なくなったわけですが、今でも曲を聴くとやっぱり好きだなぁと思うわけです。

カバーも名曲ぞろいで出演者の優しい歌声も相まって味わい深いですが、やっぱりオリジナルの曲が好きで、当時トゲトゲしたような曲で荒んだ(?)私の心を癒すような……(??)

さよならテディベアとか、私もぬいぐるみ大好きだったので映像見ながら泣きましたよ。

好きな曲をあげたらキリがないわけですが、一番好き…というか一番沁みるのはパラソルちゃんって曲です。

絵の中の少女に恋した少年(青年)の歌なんですが、もくじいっていう中尾隆聖さんが声をやってらっしゃるおじいさんが歌ってて……めっちゃいいんですよ。

2分50秒の短い曲で、歌詞の情報量も多いわけじゃないんですが、それにこれでもかってくらいその世界の空気が詰まってて、詩みたいに綺麗な歌詞が本当に好きで。

短い言葉の中にたっぷり想いや風景や愛が詰まった、素晴らしい曲なんです。

そして、今日この記事を書くことにした理由ですが、フックブックローで多数の曲の作詞を手がけた作詞家の山川啓介さんが亡くなったという記事を見たんです。

なんというか、すごい懐かしい思いとか蘇ってきて……。

人の名前は中々覚えられない私ですが、あの時毎日のようにOPで追ってた名前を今も覚えてたんだなぁって。

それと同時に「もしかしてフックブックローの人かも…」っていう予感が当たってしまったのは複雑だった。

多分、私が知ってるのは山川啓介さんが手がけた物の一部に過ぎないけど、それでも大好きなんです。

素敵な曲をたくさん、本当にありがとうございました。

スースク見た

見ました。


あんま似ない

うぅーん、なんだろうなぁ!なんて言ったらいいのかわからない感じだわ。

想像以上のエロと、想像通りのグロって感じだった。そんなグロくはないけど。

とりあえず、やっぱりツインテールは最高の髪型だと確信しました。

自分でもたまに忘れるけど、女性の髪型で一番好きなのはツインテールなんですよね。

できれば結っても肩につくかそれより長いくらいだとグッド。

デッドショットさんかっこいいわ…悪い男って感じ。そして娘想い。かわいかぁー

そういうの意外だったんですよね。想像よりずっと愛とか絆な感じだった。

メンバーもなんか大切な人失くしてたり失くしたくなかったりな感じで。メンバー同士も悪人同士だしもっとお互いに容赦ない感じかと思ったら、奇妙な絆って感じだ。

それと洋画は言い回しが面白いな!「エロネエちゃんだぜ」とか言う機会中々ないでしょ。

海外作品は吹き替え派だけど、原語版の声もかっこよくて好きで。字幕と吹き替えだとセリフ違ったりするけど、どっちの訳し方も面白い。

個人的にはキラークロックさん好きかも。不気味で大柄で怖いけど、コスチュームが支給された時真っ先に体を隠せる服着込んだりする仕草がかわいかった。だけどやるときにやる男、みたいな。ギャップからのギャップからのギャップ。こういう見た目人間離れしたキャラが人間らしい仕草するのに弱いんですよ。(人間なのに人間離れした言動のやつは多いんですが)

ディアブロさんも好きかな。炎を扱うのにクールなとことか。っていうか吹き替え佐藤せつじさんなんですか!クラレンスの人じゃん。

クラレンスやスーモの声で馴染んでるから全然気づかなんだわ。

エンチャントレスも沢城さんだったんですね。こっちも全然気づかなかった。沢城さんの声は色んなとこで聞いてるはずなのに……やっぱりすごすぎる。

カタナちゃんも好きだし…クールな女戦士が一途に誰かのこと想ってるシチュエーションは好きすぎます。日本刀も銃やらハンマーやらがドッタンバッタン飛び交う中シャキィィンって感じでかっこよかった。

って考えると、結構私この映画好きなんじゃないか?

もうわかんなくなってきたYO

でも好きか嫌いだったら好きなのかなぁ。面白いとか人に勧めるかとはまた別次元なんだけど……。

BvSの時も思ったけど、何周か見てるうちに印象変わるしね。特典映像見てからもまた印象変わると思う。

っていうかBvSもスースクも重くてあんま見返したりいい気分で見られないんですが、ワンダーウーマンは大丈夫ですよね!?もっとこう、爽やかな感じですよね!?わかんないけど!!!

リトルリドルお疲れ様でした!

お疲れ様でした〜〜。小梅Pなので忙しい1週間でした……。

個人的にはやっぱり川辺の小悪魔(ってことでいいのかな)の3人が一緒に歌ったのが嬉しいですね!!

小梅ちゃんと飛鳥ちゃんのラップも楽しみなので早くM@STERバージョン聴きたいな〜〜〜早くCD出ないかな〜〜〜〜(かなり待ちそうだけど)

コミュも見ました。飛鳥ちゃんのティーンエイジ論に同意しかない。

水着も…ありがとう、小梅ちゃん水着立ち絵ありがとう、ありがとう。

ところでリドルってなぞなぞって意味なんですね。そういえばバットマンにもリドラーっていうなぞなぞとか出してくるキャラがいたな。あれ結構わかりやすいネーミングだったんですね。

リトルリドルはなんというか、聞くほど深みがわかる曲ですな。

大人って何?子供って何?はまさにティーンの悩み。

大人からもう子供じゃないんだからと言われたり、まだ子供と言われたり、遊園地の入園料は子供料金なのに、駅の切符は大人料金だったり。

都合よく大人にも子供にもなる難しい年齢、それがティーンかぁ。

大人ぶって背伸びしたり、子供のようにはしゃいだり、忙しい年頃だけど、だからこそ色んな経験できたり。

Little POPSの面々も、いいなぁ。

ん?

Little POPS…りとるぽっぷす……LiPPS?

城ヶ崎姉妹…しきあす……大人っぽさと大人と子供の境界線……。

いつかコラボとかしてください。

指を切った話

もう治って来たので書きますが、一ヶ月ほど前に指を切りました。その時の話をしようと思います。


皆さんは料理とかしますか?料理と言っても色々ありますよね。最近だったらレンジで温めるだけだったり鍋で煮込むだけだったりもしますし、野菜を切るとこだけ手伝ってる人もいるんじゃないでしょうか。

調理には包丁は欠かせませんよね。そして包丁は硬い野菜も切れてしまう鋭い刃物なのに、慣れたら結構雑に扱っていませんか。

そうです、私は調理中に怪我しました。

調理中。スパーンと。指先を。

こうして書くと不穏な感じですが、切り落としたりはしてませんよ!?

ただ、結構刃物が深く入りまして。

ヤバイヤバイ、やってしまったと。

幸いその時は家族が家にいたので素早く止血し、応急処置することができましたが、その後数時間経ってもガーゼを剥がすと血が湧いてくるような状態でした。

ガーゼを濡らすわけにはいかないし、万が一濡れたら激痛が走るんじゃないかと。しかし生活上手を濡らさないでいるなんて無理なので…。

怪我をすると、した瞬間の痛みよりもその後の生活の大変さや不安の方が勝ってしまうんだなと思いました。

小学生の頃、後ろの席の子が図工の授業で手を切ってしまったのを見たことがあるんですが、ポタポタ垂れる血と次第に騒がしくなる教室と裏腹に、その子は平然とした顔をしていたのが印象的で。

その日早退したその子は次の日も普通に学校に来たのですが、病院に行って縫ってもらい、正直麻酔と縫う時の方が痛かったと言っていたのを今もハッキリ覚えてるんです。

自分も指が切れた瞬間あまり痛くはなかったなぁ、止血のためにグッと握ってたからかなぁ。

その子のことを思い出してると次第に自分と重ねて行って…。

病院に行った方がいいのかな、でも縫うのは嫌だな。

とか考えてくうちにだんだん不安になってくるんですよ…。

というのも私は痛いのが本当にダメなんです。いや、痛いのが得意な人間の方が少ないですが、私は特に肉的な(?)痛みが想像するだけで吐き気が起こるくらい苦手なんですよ。

例えばピアスですとか…人が開けるのはまだしも、自分が開けるのなんて想像するだけで気持ち悪い、針を皮膚に通すなんてありえない!

だから絶対縫うのは嫌だったわけです。不安なのは縫うことだけじゃありません。私の経験上ですが、医者っていうのは容赦ないんですよ。

そりゃあ患者の命を預かっているわけですし、詳細に調べることが早期発見に繋がるのもわかるのですが…とにかく傷を触られたくなかった。

まだ出来立てで血が湧くレベルの傷を見せて、お医者さんはその傷付近を触るわけです。

場合によっては少し開いたり薬(染みる)を塗られたりもするかもしれない…。

その時はガーゼ剥がす時も傷を直視できなかったし、固まった血液がガーゼから離れる微妙な痛みですらキツかったですから、そんなん冗談じゃない。

しかも縫うことになるかもしれない。となると麻酔を打たなきゃならない。でも麻酔打っても痛いって聞くし。そしたら抜糸もしないといけない…。

傷を塞いでいた糸が抜ける感覚を想像して少し吐きそうな気持ちになったり。

しかし病院に行かないのも不安だった。行かずに悪化するのも怖いし。

そんなことを考えては不安に震える夜を数回過ごしたわけですが、それもある日吹っ切れちゃいました。

「こんな傷で死ぬわけない」って。

「死ぬわけない傷なら自然に癒えるのでは」

そして己の治癒力を信じて来たわけですが、数日前から絆創膏も取れて、今かさぶたが剥がれました。

まだ完全に完治したわけではないと思います。傷を抑えたりすると少し痛みますし。

しかしかさぶたが剥がれた後にはもう新しい皮膚が出来ていて、切れていた皮膚もくっついたように思えます。

いやー、自然に癒ちゃったよ。

本当、切った直後はすごく不安で精神面でもすごく辛い要因だった傷は、案外あっさり治っちゃったのでした。

でも包丁だったから鋭く切れて痛みも少なかったし、傷も早く治ったのかもしれない。

病院に行かなくても大丈夫ってわけではないです。今回の件とは別件ですが、私も病院に行ったから救われたことはあるし。

ももし怪我して病院に行ったり縫ったりするのが不安でも、なんとかなってしまったって話です。

病院に行った方が早く治ったのかもしれないしね。

この一ヶ月間、なるべく右手を使わない生活は大変だった…利き手ではないけど、私にはあくまで利き手は食べたり書くときに使う手ってだけで、右手を使うことのがむしろ多いくらいなので。今もキーボードタイプしてるけど、右手はいろんな指使うのに対して左手はほぼ人差し指しか使ってないですしね。

怪我するとむしろ精神面で辛いってのはよくわかったし、包丁の使い方を考えるいい機会にもなりました。

鋭い刃物に、柄をつけただけで奴らの手綱を握った気になるなってことでしょうか。

トラウマってわけではないですけど、今も包丁を握ると少し気が引き締まりますね。でもそれでいいと思います。

自分も危なっかしい使い方してたと思うし…。

そして万が一手を切ったらすぐ止血!ガーゼ巻いてグッと抑えて手を心臓より上に。

それから余裕があれば病院に行きましょう。

なにより家族がいたから良かったけど、1人だったらどうなってたかと思うと肝が冷えます。冷静に考えるのも難しかったかも。

救急箱は大事。

皆さんも気をつけてくださいね…。

今更ガムボールニューエピの話

今更感はあるんですが、やっぱり書きたいと思ったので!




※ いつも通りネタバレ注意











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「アランの野望」

初っ端からアランで吹いた。何度も言ってるけどアラン推しなんですよね!!

自分のカバンと間違えてアランのカバンを持ってきてしまったガムボール。その中のUSBを面白半分で見てみたらクサい詩や写真の他に「生徒会長になってこの学校、ゆくゆくは世界の征服」を目論むデータが入っていた…という話。

今まで本当に裏のない、いいやつというキャラでやってきたアランの裏。闇?

何より注目して欲しいのは「Alan Keane」(アラン・キーン)というアランの本名が初めて本編で出てきたとこですよ!

記憶が正しければ去年の3月あたりに製作者のツイッターで(アランの苗字はなにという問いかけに)「keane」と発覚していたんですよね。日本語版は一年くらい遅れてるし話数も原語版とことなるのでこの回とどっちが先か怪しいんですが…。

いやぁ、この時は好きなキャラの苗字が急に発覚したので狂喜乱舞でしたよね。

というわけで、アランくんの苗字は「Keane」(キーン)でございます。

本編の話に戻すと、まぁ、アランのUSBの中身漁るのは色々とドキドキしますね…にしてもカバン大きすぎない?紐とUSBしか入ってないのよ?

ここも興奮するんですがね。アランにとって紐は衣服である、取り外し可能である、という事実。

野望の内容も壮大に言ってるけど結局「人を明るくしたい、笑顔にしたい」ってことなんですかね。

人々を守るためにエルモアを征服したダーウィンといいスモール先生といい、ガムボールの善者(?)キャラはどうしてこう世界をよりよくしようとして迷走するんだよ!!

しっかしなんだな、肝心のアランの世界征服までの計画はなんというか…年頃ゆえのものかもしれませんがね!

本気で実行するというよりは、寝る前の妄想みたいな。プロセスや成し遂げた自分を考えていい気になってテンションをあげてく感じ。

武◯壮の動物の倒し方、的な。

これは数年後に見直して赤面案件なんじゃないだろうか…。

アランは裏のないようないいヤツだから好きなんですが、もしそんな裏が本性だったとしても幻滅することはないと思うし、化けの皮を剥がせないことがアランの魅力なのかもなぁ。


「運命の出会い」

号泣必須の感動秘話。「僕らが家族になったわけ」がワタソン家・オリジンだとしたらこの回はそれよりもっと前でそれから現在の話、みたいな。

仕事、家事、育児に追われ、どうしてこんなことになったのか、もっといい未来はなかったのか、思えばリチャードに出会ったのがはじまりだったとリチャードと出会わなかった未来を考えるニコル。

そしてリチャードと出会った日、小さい頃のニコルの話になるんですが、これがね、すごい。

ニコルの両親、満を持して登場ですね。一応今までも父親は声のみ出演してたんですが、定期的に遊びにきて誕生日のお祝いしてたり子供たちの面倒をみてる描写があるジョジョおばあちゃん(リチャードのお母さん)と比べてニコルの両親はほとんど出演がなく、父親の声色も厳しそうな感じだったので厳格な親に育てられて絶縁レベルで家出したのではと思ってましたが、案の定。予想外だったのは父親より母親の方が厳しそうなというところでしょうか。

ニコルの「勝ちにこだわる」性格はミスシーミアンの「負け犬」呼ばわりからだと思ったんですが、母親譲りというか、両親の教育によるものだったんですね。

というか、ミスシーミアンは色々アレとはいえ割と悪い人ではないのかもしれない。負け犬呼ばわりしつつ、なんだかんだニコルのことを見守ってるし、愛情の裏返しかも…とは考えすぎですね。

空手の大会に遅れそうなニコルは走って会場を目指しますがそこで道に迷い、リチャードに出会います。

ではこの時別の道を選んでいたら?

ここがすごい。ニコルはリチャードと出会うまでに、通りたい道が工事中で、バナナボブの歌を聞かず、ハロルドの誘いに乗らず、スモール率いるハグ集団を無視し、蝶を踏み、不良集団のとこをスルーしてるんですね。(バナナボブはバナナジョー、ハロルドはトバイアスの父親)

もし、工事をものともせずに突っ切ったら。大会にも勝ち、その後両親が望んだような勝ち組になるけど、その分憎まれる。

もし、バナナボブの歌を聴いていたら。その後バナナボブと結婚するもののバナナと聞きすぎて精神崩壊。

もし、ハロルドの誘いに乗ってたら。ハロルドと結婚するものの人の欠点を指摘し、自信を無くさせて思い通りにさせようとするハロルドのせいで整形しまくりやっぱり精神崩壊。

ハグをすれば病気が感染って死ぬし、蝶を踏まずに怪我してもやっぱりハグのせいで死に、不良集団のバイクを借りても死ぬ。

ここの若いエルモアの人々が良いんですよね。この結果を見るとバナナボブとハロルドは結構ぴったりな人と結婚してる。ハロルドなんか、トバイアスのママはかなりしっかりしてるし、強気な方ですからね。簡単には自信を失わなさそうだし、その結果ハロルドはすっかり尻に敷かれてるしw(若いハロルドを見てるとトバイアスに大丈夫、君もいつかピッタリなガールフレンドを見つけられるよ…と声をかけたくなる)

というかバナナボブやハロルドルートでは結婚まで至ってるのに、スモール先生ルートでは死んでるのがもうスモール先生様様って感じ。

そしてやっぱりリチャードと出会うことになるけど、他のルートに比べたら質素な結婚式を挙げても、ハロルドルートに比べたら小さな家にすんでも、3人の子供とリチャードといれる今のままが幸せで、このままでいいや、って思うニコルなのでした。

リチャードは本人も腹の出たピーターパンとか言ってるようにいつまでも下手したらガムボール達以上に子供のままだし、ニコルの悩みのタネの1つでもあるんだけど、この家族はリチャードじゃないと成立しないと思う。

情けないしだらしないしどうしようもない、クズなんだけど、それと同じくらい純真だし、その純真さがニコルの人生を変えたんだしね。

リチャード、なんだかんだ子供達の朝ごはんを用意したり、家事も(いい結果にはならないとはいえ)手伝おうとしたり、悪い親じゃないんだよな。

一応一家の主人としての自覚?もあるみたいだし。

っていうか、二人ってデキ婚だったんですね。協会ではなく野原みたいな場所での挙式、過去の回ででてきた結婚式やドレスとは違うんですが(設定が変わったとかメタ的な理由置いといたら)、もしかしたら二回行ったのかもしれませんね。

妊娠がわかってから必要な少人数だけ呼んで急ぎ足で式を挙げてしまったからガムボールが落ち着いてからもう一回、みたいな。ガムボールがニコルの結婚式のドレスを知ってたのは実際見てたからだったり?まぁ、ただの深読みですが…。

二人の式にスモール先生が出席してるの、すごくいいと思うんですよね。

以前「ガムボールとダーウィンオリジンからリチャードニコルオリジンもやったのだから、アナイスオリジンはないのかな」みたいなこと言ったことがあるんですが、一場面だけとは言え生まれたばかりのアナイスが映ったのでもうこれでいいんじゃないかなw

忘れがちですがアナイスまだ4歳なので結構最近の話しになっちゃうしね。しっかしアナイスが生まれるのがわかった時や実際生まれた直後のガムボール達の反応は見たいw相当妬いてたみたいだし。

二人の話に限らず運命というのは奇妙なものですから。実際に既婚の方やお子さんがいる方にはかなり刺さる回なんじゃないでしょうか。私みたいによく自分の過去について振り返る人間にもクリーンヒットでしたよw

でも実際、過去を後悔しても、その過去がなきゃ出逢えなかった人や物はいるわけですから。今はそう思えなくても、未来でそう思える出逢いがあるかもしれないし。

ニコルの過去の回想シーンでは本当泣きそうになった。ちょっと泣いた。

ワタソン家は最高だ!!


「ロマンチックに出会いたい」「ルールを設定しよう」

泣かせた後笑わせるのはガムボールの鉄板。長くなったので簡潔に行きます。

ロマンチックに出会いたいにでてきたロッキーの想い人、最初予告で見たときはロッキーの忘れられた双子の兄かと思いました。(なぜか日本語版CNのサイトのキャラ紹介ではロッキーに双子の兄弟がいる趣旨の紹介が載ってるんですが、日本語版サイト以外には見られない上に本編では全くそのような描写はない)

っていうか既婚子持ちのビリーママまで出会い系サイトに登録してるのはなんでなんだYO!

ボバートには人格のようなものがあると思ってるんですが、こういう融通のきかない面を見るたびに私たちがボバートだと認識してる人格はやはりただのプログラムなのではとしか思えなくなったり、こわい。


ガムボールはやっぱり面白いね!!シーズン1以降もDVD出してくれないかな…。